ゴースト・トレイン(Ghost Train) ゴーストバスターズ2登場 1989年の大晦日、レイモンド・スタンツ、イゴン・スペングラー、ウィンストン・ゼドモアの3人が、NY地下のスライムの川探索の為 廃線となった地下鉄で遭遇した幽霊列車。 列車の迫る音にレイモンドとイゴンはすぐに身を隠したが、 真ん中を歩いていたウィンストンは逃げ遅れあわや大惨事かと思いきや列車に実体はなく衝撃のみがが彼の中を通り抜けていった。 イゴンはその列車が1920年に脱線して100人以上の死者を出した ニューヨーク州の州都「オールバニ」の列車であると語ったが イゴンの語った脱線事故は実際の出来事に基づいたものではない。しかしながら1920年代には列車の脱線事故が多発していた。 列車のデザインは1800年代半ばの列車の造形であるらしい。 ゴースト・トレインは、タイタニック号につながるコンセプトから発展したアイデアで 地下鉄の廃線跡をモチーフにしたニューヨークのナイトクラブ「ザ・トンネル」(2001年閉店)で撮影をされた。 この「ザ・トンネル」様々な映画で使用されたり 若き日のヴィン・ディーゼルが用心棒として働いていたなどネタが豊富な場所。
タイタニック号(Titanic) ゴーストバスターズ2登場。 NY地下のスライムの川の活動が活発化して、街での超常現象も激化 すべての死者がニューヨーク市に戻り始める そんな中、NYの第34埠頭にタイタニック号が70年以上の時を経てNYに到着した。 タイタニック号は1912年にイギリスで建造された有名な遠洋客船で、 イギリスのサウサンプトンからニューヨーク市に向かう処女航海中の1912年4月14日に氷山に衝突し沈没、 乗客乗員1500人が死亡した事件を起こした。 今となっては映画タイタニック (1997年)のおかげで知る人ぞ知る船ですな。 到着したタイタニック号には氷山が衝突した右舷船首に大きな穴があり ボロボロの船から無言で下船する乗客(ゴースト)を見て 港の監視人が「入港がずいぶん遅れたな」と名言をつぶやく 企画案では 1937年にニュージャージー州で爆発した飛行船「ヒンデンブルグ号」が到着して炎に包まれた乗客が降りてくる案や 墓地で墓石がロケットのように次々離陸するシーンの案もあった。
ワシントン・スクエア・ゴースト(Washington Square Ghost) 別名:凱旋門のゴースト ゴーストバスターズ2登場。 NY地下のスライムの川の活動が活発化して、街での超常現象も激化 すべての死者がニューヨーク市に戻り始める そんな中ワシントン・スクエアのシンボル「凱旋門」に出現した巨大なゴースト ワシントン・スクエアは公園以前は墓地で 地下には2万人の遺体が眠っているとされており、この巨大なゴーストはそんな魂の集合体なのかも… ちなみに市長は混乱状態の街を見て「sucked down into the tenth level of Hell.(街が地獄の第10レベルに引き込まれる)」と表現しました。ダンテの神曲・地獄篇には地獄の最下層を”ninth circle of hell”とあり tenth level of Hellとはさらにその先の最悪の状態であることを表現しているのかな? ワシントン・スクエア・ゴーストの造形は昨今、「マッドゴッド」でもお馴染みの特殊効果の神、フィル・ティペット。 ハリー・ウォルトンがアニメーション化を担当した。