ラバー、ストーカー、キラーLover Stalker Killer

Lover Stalker Killer
Lover Stalker Killer(2024) Netflix ドキュメンタリー

『初めて試した出会い系サイトで、ある女性と出会った整備士。だが執着にも似た彼女の想いは、常軌を逸していき…。衝撃のどんでん返しが待ち受ける』

衝撃のどんでん返し」とか書かれちゃうと逆にもう序盤で犯人の目星が付いちゃうわけで、それよりも捜査班がいかにして「あやしいアイツ」の犯罪を立証していったかに注目すると面白いかと。

以降、ネタバレ感想文(今回は絶対に先に作品見た方がいいYO)
続きを読む
では早速。
始終、相手の生活監視、逃げても見つけ出し、通信はVPNか他人のIP経由。証拠隠滅なんでもござれ。
この執拗なまでの執着心を持ったリズ・ゴリヤール(Liz Golyar)という女性はどういう人だったのか。少し調べてみました。

1975年ミシガン州カラマズー生まれ。
母親は1978年に交通事故で亡くなり
父親は未成年者への猥褻行為の罪で起訴されるなどで兄弟たちと養護施設で育ち、リズはその後、養親の元に送られ成長した。
1995年ミシガン州バトルクリークの工場に勤務。
1997年同僚のレイモンド・ストラーンと恋に落ち結婚。
1998年リズが妊娠したことをレイモンドに告げるが同時期にリズはグレン・ハーという男性と不倫をしておりレイモンドは生まれてくるのが自身の子かどうか懐疑的だったという>その年に出産(時期は不明だが夫婦は離婚)
1999年生後5か月のコディ君が呼吸をしていない状態で発見され、病院に運ばれ数時間後に死亡。
その後死因が「ゆさぶられっ子症候群」であると判明し容疑のかかったグレン・ハーが過失を認め有罪判決をうけるがレイモンド、グレン双方の関係者が「自白は捜査班の執拗な強要によるものである」とグレンの冤罪、リズの犯行を疑っている。
1999年食品工場に勤務
2006年薬局に勤務
などを経て清掃会社経営
2012年出会い系サイト「Plenty of Fish」で自動車整備士デイブ・クルーパと出会う。
以降ドキュメンタリー内容。

作品を見てその後リズが起こす事件を知った状態だと「じゃぁもしかして前の事件も…」なんてね。
そしてさらに今回のキャリ・ハーバー殺害事件の犯人がリズであったと知った上で彼女が行った行為を挙げていくと

2012年出会い系サイト「Plenty of Fish」で自動車整備士デイブ・クルーパとカジュアル交際(実はマジ)
2012年11月13日デイブ宅でキャリ・ハーバーと遭遇
その当日か数日中にキャリを刺殺、死体を燃やして遺棄。
2012年殺害後、キャリのフリをしてデイブ・クルーパと自分に大量の脅迫メールを連投。
被害者仕草でデイブと関係復活!
2013年8月自作自演でペットの犬、猫、蛇もろとも、自宅を放火。
交際相手?トッド・バタボーの家に引っ越し。デイブの元妻にも粘着開始。
のんきに出会い系を再開したデイブを見つけて脅迫。
2015年12月自作自演で足を撃つ
2017年デイブが倉庫に保管していたリズの古いSDカードが証拠になり第一級殺人罪で有罪判決を受け、終身刑。

作品内で「怪物」と形容されたリズだが
こうして挙げてみるとメール連投は凄いにしても、デイブとは断続的に交際があり情報は筒抜だったわけだし
交際相手バッティングさせたり事件後ものんきに出会い系サイトを再開したりでデイブの危機意識がゆるゆるだっただけではないかと思ったりもしないでもない。

ラバー、ストーカー、キラー(2024)
https://www.netflix.com/jp/title/81611991

HOME > ドキュメンタリー > ラバー、ストーカー、キラー

2024/03/13

ナルコについて(今さら)学ぼう!narco

ナルコもの好きですか?

Netflixって麻薬犯罪ドラマ多いですよね。
ナルコス」に「エルチャポ」、韓国系でソン・ガンホ「麻薬王」に「ナルコの神」。最近だと「グリセルダ」。フィクションやドキュメンタリーも含めたらキリがありません。

そんな麻薬犯罪ドラマシリーズを楽しむために
ナルコス:メキシコ」と「エル・チャポ」登場のメキシコの実在ナルコについて学ぼう!
ということで以下、私の学習レポートです!

※ナルコとはメキシコで麻薬密売人のことを言う

ペドロ・アビレス・ペレス (Pedro Aviles Perez)

ペドロ・アビレス・ペレス
ナルコス:メキシコ自己中災いして悲しいことに。

1931年生まれ
通称エル・レオン・デ・ラ・シエラ(El Leon De La Sierra)…山のライオン(ピューマ?)
ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドやラファエル・カロ・キンテロ、エルネスト・フォンセカ・カリージョらが所属したメキシコ麻薬密売黎明期の組織のボス。
マリファナ・ヘロイン密輸でシナロア州で頭角を現した。ナルコ第一世代

1978年にメキシコ連邦政府によって射殺された。その後、組織はエルネスト・フォンセカ・カリージョに引き継がれた。


エルネスト・フォンセカ・カリージョ (Ernesto Fonseca Carrillo)

エルネスト・フォンセカ・カリージョ
ナルコス:メキシコ最初はいけ好かない感じだったがだんだん味が出てくるジジイ

1930年生まれ
通称ドン・ネト(Don Neto)
メキシコ麻薬密売黎明期の麻薬王ペドロ・アビレス・ペレスの元で働きペレス死後、組織を引き継ぐ
その後グアダラハラ・カルテルの創設主要メンバーの一人に。
アマド・カリージョ・フエンテスの叔父。

1985年に捜査官キキ・カマレナを誘拐した容疑で逮捕され懲役40年、現在は自宅軟禁中。


ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルド (Miguel Angel Felix Gallardo)

ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルド
ナルコス:メキシコシーズン1~2の主人公。
エル・チャポ主人公チャポからすると雲の上の存在

「ナルコス:メキシコ」が彼の投獄までを主軸に描くのに対し「エル・チャポ」は彼の投獄以後の騒動をメインに描いている

1946年生まれ
シナロア州警察の警官を経て麻薬取引の世界へ。
メキシコ麻薬密売黎明期の麻薬王ペドロ・アビレス・ペレスの元で頭角を現した。
シナロアからメキシコ第二の都市グアダラハラへ拠点移動、
「プラサ」と呼ばれる独立した縄張りを束ねた連盟(フェデラシオン)を結成しグアダラハラ・カルテルを創設した。

コロンビア、メデジン・カルテルの麻薬王パブロ・エスコバルとの太いパイプを持つことで
メキシコ経由のコカイン取引を一手に仕切るメキシコ麻薬カルテル界の帝王となる
通称「ボスの中のボス」、「エル・パドリーノ(ゴッドファーザー)」

ティグレス・デル・ノルテの「Jefe de Jefes(ボスの中のボス)」という曲も彼のことを歌ったものだと言われている。※ナルコについての歌をナルココリード(narcocorrido)、ファッションをブチョネス(buchones)という。

フェリクスは1989年、麻薬取締局(DEA)捜査官キキ・カマレナの殺害を指示した容疑で逮捕され

ティフアナはフェリックス兄弟(後にティフアナ・カルテルに分裂)
シウダー・フアレスはアマド・カリージョ・フエンテス(フアレス・カルテル)
ソノラをミゲル・カロ・キンテロ(ソノラ・カルテル→のちに消滅)
太平洋沿岸はホアキン・グスマン(後にシナロア・カルテルに分裂)

がそれぞれ支配した。

この大ボス不在によって起こる群雄割拠こそメキシコ麻薬戦争の始まり。


ラファエル・カロ・キンテロ (Rafael Caro Quintero)

ラファエル・カロ・キンテロ
ナルコス:メキシコグアダラハラ・カルテル初期最大の功労者であり最大のトラブルメーカー。

1952年生まれ
ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドの部下
メキシコ麻薬密売黎明期の麻薬王ペドロ・アビレス・ペレスの元で働き
その後グアダラハラ・カルテルの創設主要メンバーの一人に。

1985年に捜査官キキ・カマレナを誘拐、拷問、殺害の容疑で逮捕。
2013年に突如釈放されるも怒ったアメリカ政府の圧力で再度指名手配され2022年逮捕。
現在米国への引渡しが保留中


アマド・カリージョ・フエンテス (Amado Carrillo Fuentes)

アマド・カリージョ・フエンテス
ナルコス:メキシコシーズン3の主人公。
エル・チャポではチャポの邪魔する嫌味なヤツ。

1956年生まれ
エルネスト・フォンセカ・カリージョ(ドン・ネト)の甥。
チワワ州シウダー・フアレスを拠点にしているフアレス・カルテルの副司令官であったが創設者ラファエル・アギラールを暗殺しフアレス・カルテルのボスに。

空路で麻薬密輸を確立し大量のプライベートジェットを所有したことから別名「空飛ぶ麻薬王」

1997年、激化する抗争とメキシコ・米国の捜査を逃れるため整形手術を行うが手術の失敗で合併症を起こして死亡。

シウダー・フアレスといえば「ボーダーライン(2015)」や「皆殺しのバラッド(2013)」でもその凶悪さ加減が描かれた街。


ビセンテ・カリージョ・フエンテス (Vicente Carrillo Fuentes)

ビセンテ・カリージョ・フエンテス
ナルコス:メキシコアマドの脇にちょこちょこ出現
エル・チャポチェンテ(Chente)の名で登場。シナロア連合だったがチャポの裏切りによって対立。

1962年生まれ
通称エル・バイスロイ(El Viceroy)…副王、代理
アマド・カリージョ・フエンテスの弟。エルネスト・フォンセカ・カリージョ(ドン・ネト)の甥。
1997年にアマドが死亡しフアレス・カルテルのボスに。

2014年に逮捕


ホアキン・グスマン (Joaquin Guzman)

ホアキン・グスマン
ナルコス:メキシコシーズン1~2はまだ若手、シーズン3ぐらいから頭角を現す。
エル・チャポタイトルの通り主人公。

1957年生まれ
通称エル・チャポ(El Chapo)…チビの意味
シナロア州を拠点とするシナロア・カルテルのボス。後に史上最大の麻薬王となる人物。
アメリカからは「公衆の敵ナンバーワン」と名指しされている。

1993年に逮捕。プエンテ・グランデ刑務所に収監されるも2001年に脱獄。
2014年に逮捕。エル・アルティプラーノ刑務所に収監されるも2015年に脱獄。
地下トンネルを用いた2度目の脱獄はとても話題に。

そして2016年シナロア州で逮捕。アメリカに移送され2024年現在はADXフローレンス刑務所に収監。


イスマエル・サンバダ・ガルシア (Ismael Zambada Garcia)

イスマエル・サンバダ・ガルシア
ナルコス:メキシコホアキン・グスマンと手を組む海路ルートを担う人物。
エル・チャポシナロア・カルテル大幹部でホアキン・グスマンの右腕的存在。

1948年生まれ
通称エル・マヨ(El Mayo)
シナロアの歴代大物マフィアのもとで働き、ホアキン・グスマン投獄中のシナロア・カルテルを支えた人物。
ホアキン・グスマン後継者と目され現在のシナロア・カルテルのボスといわれている。
laughing my ass off(大笑い) → LMAO → El mayo なのかな?知ってる人教えてください。

2024年現在逃亡中

Netflixドキュメンタリーシリーズ「世界の最重要指名手配犯を追う」第一話で彼の特集をしている。
https://www.netflix.com/jp/title/81013210


アルトゥーロ・ベルトラン・レイバ (Arturo Beltran Leyva)

アルトゥーロ・ベルトラン・レイバ
エル・チャポいろいろチャポのために尽力するも不遇。そして大暴走。チャポが悪い気がする。

1961生まれ ホアキン・グスマンとは同郷の幼馴染。
シナロア・カルテルの幹部。
のちにホアキン・グスマンと対立しベルトラン・レイバ・カルテル(モレロス州クエルナバカ拠点)のボスに。
戦闘部隊「ロス・ネグロス」を組織

2009年メキシコ海軍により殺害された。


ベンジャミン・アレジャノ・フェリクス (Benjamin Arellano Felix)

ベンジャミン・アレジャノ・フェリクス
ナルコス:メキシコシーズン3ぐらいから徐々にホアキン・グスマンと揉めだす。
エル・チャポ覇権をめぐりホアキン・グスマンと抗争。大体ラモンの暴走のせいなので可哀そうな人。

1952年生まれ
バハ・カリフォルニア州ティフアナを支配するティフアナ・カルテルのボス。アレジャノ兄弟(7人兄弟、4人姉妹)
ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドの甥。

もともとの拠点がシナロア州でありホアキン・グスマンともグアダラハラ・カルテルのメンバーとして共に活動していたがグアダラハラ・カルテルがシナロア・カルテルとティファナ・カルテルに分裂し対立が始まる。

2002年メキシコのプエブラ州で逮捕。アメリカに移送され2024年現在はUSP Lee刑務所に収監。


ラモン・アレジャノ・フェリクス (Ramon Arellano Felix)

ラモン・アレジャノ・フェリクス
ナルコス:メキシコ若い。だんだん暴走。
エル・チャポ困った人。ヤクネタ。

1964年生まれ
ベンジャミン・アレジャノ・フェリクスの弟。
ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドの甥。
カルテル執行部門のリーダーであり組織内で最も冷酷であったとされている。
毛布にくるんだ死体に声明文をつけて街頭に放置する「エンコビハード(encobijado)」と言われる残虐な手口もラモンが先駆けとのこと。

2002年、ホアキン・グスマンの指示によりシナロア州マサトランで暗殺される。


オシエル・カルデナス・ギレン (Osiel Cardenas Guillen)

オシエル・カルデナス・ギレン
エル・チャポラシエルという名前で登場。フアレス・カルテルのチェンテと組んでチャポを狙う人物

1967年生まれ
仲間を出し抜き勢力を伸ばしたことから通称エル・マタ・アミーゴス(El Mata Amigos)…ダチ殺し
ガルフ・カルテル最高幹部 ロス・セタスの創設者。

2003年逮捕→アメリカに移送され収監

ガルフ・カルテル(Gulf Cartel)

禁酒法時代よりアルコール密輸を手掛けた古くから存在するタマウリパス州マタモロス拠点の地場組織だった。
1997年ガルフ・カルテルのリーダーの座についたオシエル・カルデナス・ギレンが激化するカルテルの抗争に対抗するためメキシコ空軍特殊部隊GAFEの隊長アルトゥーロ・グスマン(Z1)をスカウトしロス・セタス(Los Zetas)を結成した。ロス・セタスはのちに独立。


エリベルト・ラスカノ (Heriberto Lazcano)

エリベルト・ラスカノ
エル・チャポカノ(El Cano)という名前で登場。戦闘集団エメスのボス

1974年生まれ
通称エル・ベルドゥーゴ(El Verdugo)…死刑執行人
アルトゥーロ・グスマン(Z1)が2002年メキシコ軍に殺害された後、ロス・セタスのボスを引き継いだ人物(コードネーム:Z3)
組織強化のためグアテマラの特殊部隊カイビレス(kaibiles)出身者をスカウト。左翼ゲリラを震え上がらせた「殺しと脅しの秘伝」でロス・セタスを超ド級の残虐集団に変容させた張本人。

2012年メキシコ海軍との銃撃戦で死亡。


ナサリオ・モレノ・ゴンザレス (Nazario Moreno Gonzalez)

ナサリオ・モレノ・ゴンザレス
エル・チャポガルフ・カルテルの同盟関係にあったが分離、シナロア・カルテルにつく。

1970年生まれ
通称はエル・マス・ロコ(El Más Loco)…最悪の狂人
ミチョアカン州のファミリア・ミチョアカーナのボス。
カルトな宗教団体のような側面を持ちつつ覚せい剤が主力のカルテル。

このファミリア・ミチョアカーナから派生したテンプル騎士団と対抗するためできた自警団組織との闘争が「カルテル・ランド(2015)」で描かれていたりする

2014年メキシコ海軍により殺害


サンドラ・アビラ・ベルトラン (Sandra Avila Beltran)

サンドラ・アビラ・ベルトラン
ナルコス:メキシコイザベラ・バティスタ(Isabella Bautista)という名前で登場。
メキシコとコロンビアのコカイン・カルテルの橋渡し役として大いに貢献する女性。
結構頑張ってるのにあんまり報われない感じでせつない。

1960年生まれ
ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドの姪。
太平洋の女王(The Queen of the Pacific)と呼ばれたカリスマ女性麻薬密輸業者。

2007年に逮捕。

一記事なが!

ナルコス:メキシコ Netflix
https://www.netflix.com/title/80997085

エル・チャポ Netflix
https://www.netflix.com/title/80133042

HOME > ドキュメンタリー > ラバー、ストーカー、キラー

2024/03/11

イゴン・スペングラー博士Dr. Egon Spengler

ゴーストバスターズメンバー。
電子工学と超常現象研究のエキスパート。
ゴーストバスターズの「頭脳」。レイモンド・スタンツと共に数々の対ゴースト機器を開発。

イゴン・スペングラー
非常に合理的、科学的思考の持ち主。
ゴーストバスターズ開業前はコロンビア大学の教授として
ピーター・ベンクマン博士とレイモンド・スタンツ博士と共に超常現象研究室にて働く。

趣味はカビと細菌の収集。
読書は嫌いらしい。曰く「活字は死んだ。」
かつて自分の頭にドリルで穴を開けようとした(トレパネーションか?)ことがあるがピーターに止められている。
1日の平均睡眠時間48分。



ゴーストバスターズ2

一作目のゴーザ退治後、裁判所に幽霊退治禁止命令を出されチームは活動停止となり、
イゴンは最新理論研究所(The Institute for Advanced Theoretical Research)にて
人間の感情が環境に与える影響の研究・実験を行っていた。

ジャニーン・メルニッツといい感じであったが「2」では解消している模様。



ゴーストバスターズ/アフターライフ

「ゴーストバスターズ2」のビーゴ事件終了後もチームはゴースト退治を続けたが次第に超常現象は減少、ファイヤーハウス(基地建物)のローン返済をするのがやっとの先細り状態に。

そんな中、世界に迫る危機を独自に調査していたイゴンは、チームに無断でエクトワンや装備品一切合切を持ち出し行先も告げずオクラホマ州サマーヴィルに移住。
チームは完全に稼働不能になり解散となった。

「ゴーストバスターズ2」~サマーヴィル移住(1982年以前かな)までの間に結婚(相手は不明)し1982年、娘のキャリーが生まれている。キャリーは父親不在で育ち消息すら知らなかった為、父親に愛されていなかったと思いこんでいるがイゴンはずっとキャリーの成長を見守っていたようである。

サマーヴィルでシャンドア鉱山ゴーザについての調査・対策を進めていたが、その不可解な行動から事情を知らない近隣住民からは変人扱いされている。

移住から10年後、イゴンはレイモンドに危機の到来が近いことを告げる電話をするが支離滅裂な内容にレイモンドは信じなかったようだ。

月日が経ち2021年。ゴーザ復活が間近に迫りイゴンはそれを阻止するためゴーザ復活の文字通り鍵となる「鍵の神ビンツ」を捕獲。農場に仕掛けた大規模トラップに「門の神ズール」をおびき寄せて捕獲を試みる。
ビンツを捕獲したゴーストトラップは農家の床下に隠したがズール捕獲自体は装置の不具合で失敗。ズールの攻撃によってイゴンは亡き人に。

その使命は奇しくも子孫たちに引き継がれることになる。



演じたのはハロルド・ライミス(Harold Ramis)
「ゴーストバスターズ」ではダン・エイクロイドと共に脚本を担当、制作側でもキーマンの一人。
ハロルド・ライミスは2014年2月24日 炎症性血管炎の合併症のため死去。悲しい。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021)の撮影では複数人によって代役が演じられCG加工されている。
ラストシーンは当作品の監督ジェイソン・ライトマンの父でありゴーストバスターズ(1984)、ゴーストバスターズ2(1989)の監督アイヴァン・ライトマン(Ivan Reitman)がフライトスーツを着てプロトンパックを背負い演じている。

アイヴァン・ライトマンは映画公開後の2022年2月12日死去。稀代の大監督のご冥福をお祈りします。

HOME > ドキュメンタリー > ラバー、ストーカー、キラー

1 7 8 9 10 11 44