ゴーザ(Gozer The Destructor)
分類:class 7
紀元前6000年にヒッタイト人とメソポタミア人によって崇拝された
ゴーゼリアの王、破壊の神、時を旅する者。ピーター・ベンクマン曰く「性格ブス」。
ボルド人を滅亡時、マケトレ人第3回征服時にも復活している模様
第一次大戦後、世の中に絶望した建築家で医者のイヴォ・シャンドア(Ivo Shandor)は
1920年頃、秘密結社「ゴーザ崇拝」を組織し
霊を意図的に集めるための超電導アンテナ(梁は冶金リベット・芯はセレニウム)として
自ら設計した高層ビルの屋上にて1000人近い信者とこの世の終わりを祈り
1984年にそれが現実のものとなる。
ゴーザ到来についてイゴン・スペングラー曰く
「普通の菓子パイをNYの心霊エネルギーの通常量とすると長さ10m 272kgの菓子パイ(twinkie)がやって来る」とのことで、その心霊エネルギーたるや黙示録級危機とのことである。
ゴーザは破壊者の形を人類に選ばせるのだが
今回はレイがその選択者となる。
ゴーザを演じたのはスラビトザ・ジャバン(Slavitza Jovan)
声は吹き替えでパディ・エドワーズ(Paddi Edwards)
当初はポール・ルーベンスやデヴィッド・ボウイも候補に挙がっていた。
ゴーストバスターズ/アフターライフ
ゴーザが物理次元でその形態を維持するためには2匹のテラードッグ(門の神ズールと鍵の神ビンツ)が必要であることが判明した。どちらかが不在の場合、ゴーザの力は半減する模様。
これはゴーザの力の供給が門の神と鍵の神が開いた扉の先の世界と密接に関りがあるからと思われる。
アフターライフ以前、イゴン・スペングラーはゴーザ復活を予期し、鍵の神ビンツを捕獲。農場に仕掛けた大規模トラップに門の神ズールをおびき寄せて捕獲を試みる。
ビンツを捕獲したゴーストトラップは農家の床下に隠しゴーザ復活を一時的に阻止するもズール捕獲自体は装置の不具合で失敗。ズールの攻撃によってイゴンは亡き人に。
その使命は奇しくも子孫たちに引き継がれることになる。
今作ゴーザを演じたのはオリヴィア・ワイルド(Olivia Wilde)
声はショーレ・アグダシュルー(Shohreh Aghdashloo)
※シャンドア鉱山内の「ゴーザの像」はポーランド人彫刻家のスタニスラフ・ズカルスキーの影響を受けて製作されている。
ズカルスキーの話は面白いので↓のドキュメンタリーを是非。
ズカルスキーの苦悩 Netflix
https://www.netflix.com/jp/title/80109551