マンチャー(Muncher) ゴーストバスターズ/アフターライフ登場。 オクラホマ州サマーヴィル地区の閉鎖されたサマーヴィル鋳造所に潜んでいたクラス5の浮遊性金属食ゴースト。 名の通り金属が大好物でどんな硬度のモノも問答無用でムシャムシャ食べてしまう。(Muncher‥‥ムシャムシャ食べる人) クマムシのような体に6本の足を持ち、入り組んだ工業用パイプを自由に移動できる。 ずんぐりした見た目のわりに素早く、お腹に貯めこんだ金属をガトリング砲のように発射して攻撃をする能力を持つ。 マンチャーは1940年代に行われた降霊術の失敗によって生まれた霊体とされていて 生前は、鉱山労働者だったが自身の採掘量に満足ができず絶望していた人間だとされている。 フィービーとポッドキャストが「プロトンパック」のテストで訪れた廃工場で不審に気付き工場内部でマンチャーを発見した。 ポッドキャストが「アステカの死の笛」を吹き、フィービーが「プロトンパック」で攻撃するもマンチャーを取り逃がす。 その後、サマーヴィルの町で消火栓をのんきにムシャムシャ食べているところを エクトワンに乗った子供たちに追い詰められてリモート・トラップ・ビークル(Remote Trap Vehicle…以降、RTV)に捕獲される マンチャーが入ったRTVは、プロトンパックなどの装備共々、 サマーヴィル郡警察署のANSIクラス1の電磁ロックボルトで施錠された独房に保管されたが フィービー達が装備を警察署に取り返しに来た際、ポッドキャストが隙間から手を伸ばしRTV内のマンチャーを開放し、マンチャーは金属牢を食べ、大きな穴を開けて天井を突き抜け逃げ去った。 マンチャーは当初、怠け者で無気力で金属に夢中になっている不機嫌な顔の小さなグレムリンのような雰囲気を目指しデザインされ 最初は4本の腕と脚があったが最終的にはクマムシの造形にインスピレーションを得て制作された。 このゴーストはゴーストバスターズ(1984)におけるスライマーにあたるゴーストであり スタンツ博士がスライマーをClass 5 full-roaming vaporと呼ぶのに対し ポッドキャストはマンチャーをClass 5 free-floating metal muncherと呼んでいる。 マンチャーの声を演じるジョシュ・ギャッド(Josh Gad)。 マンチャーの住処であったサマーヴィル鋳造所はカナダのカルガリー南西部のターナーバレーガス工場を改造して撮影された。