イゴン・スペングラー博士Dr. Egon Spengler

ゴーストバスターズメンバー。
電子工学と超常現象研究のエキスパート。
ゴーストバスターズの「頭脳」。レイモンド・スタンツと共に数々の対ゴースト機器を開発。

イゴン・スペングラー
非常に合理的、科学的思考の持ち主。
ゴーストバスターズ開業前はコロンビア大学の教授として
ピーター・ベンクマン博士とレイモンド・スタンツ博士と共に超常現象研究室にて働く。

趣味はカビと細菌の収集。
読書は嫌いらしい。曰く「活字は死んだ。」
かつて自分の頭にドリルで穴を開けようとした(トレパネーションか?)ことがあるがピーターに止められている。
1日の平均睡眠時間48分。



ゴーストバスターズ2

一作目のゴーザ退治後、裁判所に幽霊退治禁止命令を出されチームは活動停止となり、
イゴンは最新理論研究所(The Institute for Advanced Theoretical Research)にて
人間の感情が環境に与える影響の研究・実験を行っていた。

ジャニーン・メルニッツといい感じであったが「2」では解消している模様。



ゴーストバスターズ/アフターライフ

「ゴーストバスターズ2」のビーゴ事件終了後もチームはゴースト退治を続けたが次第に超常現象は減少、ファイヤーハウス(基地建物)のローン返済をするのがやっとの先細り状態に。

そんな中、世界に迫る危機を独自に調査していたイゴンは、チームに無断でエクトワンや装備品一切合切を持ち出し行先も告げずオクラホマ州サマーヴィルに移住。
チームは完全に稼働不能になり解散となった。

「ゴーストバスターズ2」~サマーヴィル移住(1982年以前かな)までの間に結婚(相手は不明)し1982年、娘のキャリーが生まれている。キャリーは父親不在で育ち消息すら知らなかった為、父親に愛されていなかったと思いこんでいるがイゴンはずっとキャリーの成長を見守っていたようである。

サマーヴィルでシャンドア鉱山ゴーザについての調査・対策を進めていたが、その不可解な行動から事情を知らない近隣住民からは変人扱いされている。

移住から10年後、イゴンはレイモンドに危機の到来が近いことを告げる電話をするが支離滅裂な内容にレイモンドは信じなかったようだ。

月日が経ち2021年。ゴーザ復活が間近に迫りイゴンはそれを阻止するためゴーザ復活の文字通り鍵となる「鍵の神ビンツ」を捕獲。農場に仕掛けた大規模トラップに「門の神ズール」をおびき寄せて捕獲を試みる。
ビンツを捕獲したゴーストトラップは農家の床下に隠したがズール捕獲自体は装置の不具合で失敗。ズールの攻撃によってイゴンは亡き人に。

その使命は奇しくも子孫たちに引き継がれることになる。



演じたのはハロルド・ライミス(Harold Ramis)
「ゴーストバスターズ」ではダン・エイクロイドと共に脚本を担当、制作側でもキーマンの一人。
ハロルド・ライミスは2014年2月24日 炎症性血管炎の合併症のため死去。悲しい。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021)の撮影では複数人によって代役が演じられCG加工されている。
ラストシーンは当作品の監督ジェイソン・ライトマンの父でありゴーストバスターズ(1984)、ゴーストバスターズ2(1989)の監督アイヴァン・ライトマン(Ivan Reitman)がフライトスーツを着てプロトンパックを背負い演じている。

アイヴァン・ライトマンは映画公開後の2022年2月12日死去。稀代の大監督のご冥福をお祈りします。

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